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首の痛み・手の痛みについて
首の痛みは、しばしば頸椎の病変、頸椎椎間板ヘルニアや頸椎骨軟骨症によって起こります。また手の痛みは、手根管症候群や肘部管症候群といった神経の絞扼によっても引き起こされることがあります。
首の痛みは、日常生活において不快感を伴うだけでなく、長期間にわたるとQOL(生活の質)を低下させる原因となります。手の痛みは、物を持つことや日常の動作に支障を来す可能性があります。
こんなことでお悩みではありませんか?
- 首を動かすと痛みが増す
- 手の痛みが続いている
- 手の力が弱くなった感じがする
- 日常生活での痛みや不快感
- 手の指がこわばる
- 肩から腕にかけての痛み
- 朝起きた時に首が痛む
- 首を動かす際の違和感やこわばり
など
このようなことでお悩みでしたら、東梅田駅・梅田駅からすぐの梅田 脳・脊髄・神経クリニックへご相談ください。
首の痛み・手の痛みの主な原因
首の痛みや手の痛みの多くは、頸椎椎間板ヘルニアや頸椎骨軟骨症によるものです。これらは頚髄から出る神経の圧迫によって生じます。診断のためには、レントゲン検査に加えて、神経症状の特定(神経学的診察)が重要です。原因疾患の診断には、MRI検査が必要で、神経症状の部位に一致する圧迫部位と病変の確認が必要です。
首の痛み・手の痛みの検査方法
MRI検査
MRI検査により、頸椎の構造、椎間板の状態、神経の圧迫の有無などが詳細に確認できます。MRIは、頸椎椎間板ヘルニアや頸椎骨軟骨症などの病変を正確に把握し、治療方針の決定に重要な役割を果たします。
神経伝導速度検査
神経伝導速度検査により、神経がどの程度圧迫されているか、またその圧迫がどの部位にあるかを特定できます。手根管症候群や肘部管症候群など、末梢神経の絞扼症に対する正確な診断に役立ちます。
首の痛み・手の痛みの治療方法
薬物療法
軽度から中等度の首の痛みや手の痛みに対しては、薬物療法と頸部の安静が効果的です。抗炎症薬や筋弛緩薬などが症状の緩和に使用されます。患者様の症状に合わせて、適切な薬剤を選択します。
顕微鏡的手術
頸椎椎間板ヘルニアや頸椎骨軟骨症による重度の神経圧迫や、薬物療法に反応しない症例には、顕微鏡的手術が適応されることがあります。ほとんどの場合、前頸部に4cm程度の皮膚切開で500円玉大の隙間から、神経の圧迫を取り除き、痺れや痛みを消失させる手術です。当クリニック理事長の執刀によるこの低侵襲手術は術3日後から退院が可能です。